福井県の位置

福井県は本州のほぼ中央に位置し、日本海に面しています。日本海の荒波と高さ20mの断崖絶壁「東尋坊」は特に有名で、国の天然記念物にも指定されています。山岳面積が比較的広く、県土の75%は森林に覆われており、変化にとんだ自然景観が魅力です。また、恐竜化石の発掘場を有し、多くの化石が見つかっています。古くからの繊維の産地であり、眼鏡産業に関しても全国生産の90%を占めます。農業は「コシヒカリ」など米が中心です。

東尋坊、福井県にある有名な断崖

福井県でも他県と同様に少子高齢化が進んでおり、労働力不足は問題となりつつあります。県内で働く外国人の数は1万人程度で、ブラジル、ベトナム、中国の方が多くなっています。4割弱が製造業に、サービス業で働く方もいます。在留資格別にみると、身分に基づく在留資格の方が5割弱と最も多く、技能実習生が4割弱、専門的・技術的分野が1割程度となっています。