広島県の位置

広島県は日本の西、中国地方の真ん中にあり、瀬戸内海に面しています。142の離島があり、海に浮かぶ島々の間を通る瀬戸内しまなみ海道は、美しい景観が人気のサイクリングコースでもあります。気候は温暖で台風の影響が少ないこともあり、レモンの生産量が国内一位です。また広島湾も牡蠣の養殖に適した環境のため、生産量全国一位を誇ります。世界遺産に登録された厳島神社があり、同じく原爆ドームがあります。戦後は「ものづくり」を軸とした産業が栄え、重工業や電子部品などの出荷額は中国・四国・九州地方で一位です。

しまなみ海道

広島県でも他県と同様に少子高齢化が進んでおり、労働力不足は問題となっています。県内で働く外国人の数は4万人弱で、ベトナム、中国、フィリピンの方が多くなっています。製造業が3割程度、卸売業・小売業、建設業、宿泊業・飲食サービス業などで働く方もいます。在留資格別にみると、技能実習の方が共に4割程度と最も多く、身分に基づく在留資格が2割程度、資格外活動が共に2割弱程度となっています。