佐賀県の位置

佐賀県は九州の北西部に位置し、北は玄界灘、南は有明海に面しています。北には脊振山脈、南には佐賀平野が広がり、田園風景が広がっています。米の他には、玉ねぎの生産量は北海道に次いで全国第2位です。水産業も盛んで、のりの養殖や呼子のイカが有名です。また世界的に有名な伊万里・有田・唐津焼などの陶磁器、温泉やお祭りなど歴史的な伝統ある豊かな文化が栄えています。国の特定史跡である吉野ケ里遺跡があり、当時の様子を伝えています。気候は穏やかで、山沿いは平野に比べて雨が多くなっています。

佐賀平野、日本の佐賀県にある広大な平野

佐賀県でも他県と同様に少子高齢化が進んでおり、労働力不足は問題となることが予想されます。県内で働く外国人の数は5千人程度で、ベトナム、中国、ネパールの方が多くなっています。製造業が5割強、運輸業・郵便業、宿泊業・飲食サービス業などで働く方もいます。在留資格別にみると、技能実習の方が5割弱と最も多く、資格外活動が3割程度、身分に基づく在留資格が1割程度となっています。