徳島県の位置

徳島県は四国の東側に位置し、東側が太平洋に面しています。兵庫県の淡路島と大鳴門橋で結ばれており、四国の玄関口の役割も果たしています。山地が多く県面積の約8割を占めていて、1000mを超える山も数多くあります。海・川・山と自然に恵まれており、四季折々の姿と多彩なアクティビティ、文化が旅人を楽しませてくれます。阿波踊りや鳴門の渦潮、剣山など、見所が潤沢です。温暖な気候で、農業ではさつまいも（なると金時）やすだちが栽培されているほか、畜産や林業、漁業もバランスよく行われています。工業では医薬品、LED、リチウムイオン電池などの大きな工場があるほか、機械製品や家具などの木工業も代表的な地場産業となっています。

すだち

徳島県でも他県と同様に少子高齢化が進んでおり、労働力不足は問題となることが予想されます。県内で働く外国人の数は5千人弱で、ベトナム、中国の方が多くなっています。製造業が4割弱、農業・林業、卸売業・小売業などで働く方もいます。在留資格別にみると、技能実習の方が共に5割強と最も多く、身分に基づく在留資格が2割弱、専門的・技術的分野の在留資格が1割程度となっています。