富山県の位置

富山県は本州の中央北部に位置し、三方を険しい山々に囲まれ富山湾を抱くように平野が広がっています。中でも3000メートル級の山々が連なる立山連峰は世界的な山岳景観としても有名です。山々からは一年を通じて綺麗な水が流れ、水力発電や各種用水へと多目的に活用されており、重要な資源となっています。農産物は豊かな水と平野を活かした米作りがさかんで、富山湾から上がる海産物も豊富です。気候は日本海側気候に属し、冬型の季節風により降雪があり、山岳地帯は世界でも有数の豪雪地帯ですが、気温は対馬暖流の影響で比較的温暖です。

富山平野と立山連峰、日本の自然美を象徴する風景

富山県でも他県と同様に少子高齢化が進んでおり、労働力不足は問題となりつつあります。県内で働く外国人の数は1万人程度で、ベトナム、中国、フィリピンの方が多くなっています。5割弱が製造業に、サービス業、卸売業・小売業、建設業で働く方もいます。在留資格別にみると、技能実習生が5割弱と最も多く、身分に基づく在留資格の方が3割強、専門的・技術的分野が1割強となっています。