鹿児島県の位置

鹿児島県は本州・九州の素も南にあり、種子島、屋久島、奄美大島などの多くの離島があります。種子島には宇宙センターがあり、ロケットの打ち上げなどがあることで有名です。屋久島は約2000mの山岳をかかえ「洋上アルプス」とも呼ばれ、樹齢2000年の縄文杉が生えているなどの貴重な自然があることから、世界自然遺産に認定されています。本土の鹿児島湾内には今も活動中の火山・桜島があり、日常的に小規模の噴火を繰り返しています。もちろん温泉も豊富で、豊かな自然と合わせて人々を引き付けています。また県土の半分以上は火山灰が積もったシラス台地です。水はけがよい特徴を生かし、サツマイモや茶の栽培が盛んです。

桜島、日本の鹿児島にある活火山

鹿児島県でも他県と同様に少子高齢化が進んでおり、労働力不足は問題となることが予想されます。県内で働く外国人の数は9千人弱で、ベトナム、フィリピン、中国の方が多くなっています。製造業が4割程度、農業・林業が1割強、建設業、卸売業・小売業などで働く方もいます。在留資格別にみると、技能実習の方が6割程度と最も多く、専門的・技術的分野、身分に基づく在留資格が共に1割強となっています。